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歌人が贈る、こころの処方箋🗻第四句

日常

[春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天の香具山]

訳:春が過ぎて夏が来たらしい。真っ白な衣を干すという天の香具山では。

持統天皇の歌です。

春が過ぎて夏がやってきたらしい。白い衣を干すという香具山はまさに初夏で、新緑の山に白い衣のコントラストを思い描く、爽やかな歌です。

6月に入り、皆様はもう衣替えが済みましたか。

梅雨の時期になりましたが、これから白い服が爽やかに映える季節になります。

梅雨で体調が崩れがちですが、夏に向けて衣も心身も上手に切り替えていきたいですね。