当クリニック院長のご挨拶
大宮駅前 ひるまこころクリニック院長 昼間 洋平
大宮駅前に立地、生活の流れのなかで受診できる精神科・心療内科です
大宮駅前ひるまこころクリニックの診療方針をご説明します。
私はこれまで、精神科の救急治療の第一線で、急性期の患者さんの治療に携わってきました。
そこで分かったのは「心の病は早期発見、早期の適切な治療がとても大切だ」ということです。
そんな経験から、「駅近くに立地し、気兼ねなく立ち寄っていただける、患者さんが生活の流れを途切らせず受診できるクリニックを作りたい」、また「大宮での地域医療を実践したい」という思いから、私が生まれ育った土地でもあり、交通の便も良く人の流れが絶えないさいたま市の大宮区に、「大宮駅前 ひるまこころクリニック」を開設しました。
再発予防・社会復帰のために「病気への理解」が大切
こころの病は、症状が悪化してしまうと自分で判断することすら難しくなってしまうので、まずは「なにか変だな、ちょっと辛いな、周りの反応がいつもと違うな」と感じたら、早めに受診していただければと思います。
また、心の病は「一度治せばそれで終わり」というわけではありません。一度症状が良くなっても同じ生活環境に戻れば再発してしまう可能性が高く、再発を繰り返すほど周囲の目が冷たくなったり、患者さんの自信もなくなってしまい、さらに病気が悪化してしまうため、再発予防が非常に重要です。
当院では再発や、再発してしまったとしてもダメージを最小限に抑えて社会復帰できることを目指して、日々の治療にあたっています。
では、実際に再発を繰り返さないためにはどうすればいいのでしょうか? それには患者さんご自身が病気のことを理解し、病気と向き合い、いままでの生活環境を変える必要があります。そうすることで再発を防止することができ、社会復帰に近づくことができるからです。
特に心の病に関しては、患者さん自身の治そうという気持ちがなければなかなか良くなりません。病気を理解し、向き合う必要がとても大切なのです。
患者さん自身が「治したい」と思って初めて、体が本来持っている自然治癒力が働いて症状が改善に向かいます。薬物療法や他の治療法はあくまで補助的な役割に過ぎません。生活習慣を変えるためには医療スタッフが患者さんの衣食住にまで介入し生活指導する必要がありますので、患者さんとの信頼関係が不可欠となります。
当院では医師、看護師、ソーシャルワーカーそれぞれが、患者さんと対等の立場に立ち、信頼関係を築いた上で、スタッフ全員で患者さん一人一人を支えていきます。
精神科・心療内科の薬物療法の専門家です
また、わたしは大学病院時代から精神科領域の薬物療法を専門としておりますので、薬物療法には十分な知識と経験があります。
当院ではその人の状態に合った、的確な薬物療法を行っております。
薬物療法自体に抵抗があり、「薬に依存してしまうのではないか」とか、「昼間眠くなってしまって日常生活に影響が出てしまうのではないか」と、不安に感じている患者さんも多くいらっしゃいますが、その不安な気持ちも含めて相談していただきたいと考えています。
一方的に薬を処方することはありません
患者さんと必ず相談し、納得していただいた上で、その人のニーズに合わせた薬物療法を行っています。
便利な患者さん呼び出しシステム
当院にご来院された時に、受付においてあるタブレット端末をご覧いただき、クリニックが混んでいて待ち時間が長そうな場合は、診察の順番になるまで外出されていても構いません。
当院では患者さん呼び出しシステムを採用していますので、端末に携帯番号を入力しておけば、順番が近くなると携帯が鳴って「そろそろ診察の時間が近づいております」と診察の時間が近づいている事をお知らせします。
電話に出られなかったとしても、出なかったことも把握できるので、再度お知らせしています。
病院に行くと、自分の順番までずっと病院で待っていないといけなかったり、携帯も使えなかったりと息苦しく感じてしまうこともあるかと思いますが、当クリニックはすぐそばにビックカメラやそごう、パチンコ店、アニメイトなどがあり、飲食店もたくさんありますので、待ち時間まで好きなように過ごしていただくことができます。大宮駅周辺のみなさまの利便性を最大限に考え、導入しました。
略歴
2001 年 | 東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業 |
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2003 年 | 東京慈恵会医科大学精神医学講座入局 東京慈恵会医科大学附属病院・附属柏病院・横手興生病院等に勤務 |
2012 年 | 秀峰会 北辰病院・楽山病院勤務 |
2015 年 | 9 月 当院開業 |
資格・所属
資格 | 厚生労働省指定 精神保健指定医 日本精神神経学会認定 精神科専門医 |
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所属 | 日本精神神経学会所属 日本臨床精神神経薬理学会所属 |