問診票ダウンロードはこちら

お相伴(しょうばん)に預かりました(大和言葉シリーズ)

メインゲストではないものの、一緒におもてなしを受ける人のことをお相伴(おしょうばん)というそうです。室町時代に将軍が他家を訪れる際、随従する者たちが「御相伴衆」とよばれたことから由来しています。目上と一緒に出席した食事会・訪問先で一緒に接待を受けたときなどに使いませう。

文意は「ご厚意で自分の分まで用意してくださり、ありがとうございます。」といったかんじ。

メインゲストとともに「あなたもどうぞ。」と振ってもらったときに「お言葉に甘えて、お相伴に預からせていただきます。」なんて言えると素敵。後日お礼のメールを送る際は「昨日はお相伴に預かりまして、ありがとうございました。」と書き添えられますとこれまた優雅です。

ちなみに読み方としては、御相伴は例外的な言葉なのだそうで「ごしょうばん」でも「おしょうばん」でもどちらでもよいそうです。